今日は暖かくなり（もう秋ですね…）、年少組さんが「お芋堀りごっこ」を楽しみました。前述のように簡易版ですので、大満足には至らないのですけれど、そこそこ一生懸命に掘っている姿が見られました。一人一本…例年の芋掘りからは見劣りしますけれど、「とにかく自分が手に入れた！」という経験はできたと思います。
　もしかしたら、「軍手をはめた」のは初めて、という子もいたでしょう。今日のために用立てた方も多かったのではないでしょうか。でもそれは、「手を汚してでも、自分で手に入れる」という「困難を乗り越える経験」でもあったかと思います。何でも「簡単に手に入る」ようになってきた世の中であるからこそ、「少しの困難など問題にしない」態度を育てたいものです。また、周りの友達がどんどん見つけていく中、「僕の所は見つからない！」と焦っていた子もいたことでしょう（ちゃんとフォローして全員が見つけました！）。
　お店に行けば２分ほどで手に入る「さつまいも」ですけれど、春に農家さんが植えてから収穫・運搬・畑への仕込みと、実際には相当な労力がかかっています。現代社会ですから値段はついていますけれど、本来はプライスレスなのだろうなー、と思います。