今日は生憎のお天気となってしまいましたが、昨日はお天気もよく、年長さんはベランダの朝顔に水やりをしていました。こちらの種は園長が仕入れてきているので、毎年「ちゃんと芽が出るかな」と心配しているのですが、今年度は発芽率が高いようで、複数出ている子が多くて安心しました。
　また、「双葉と本葉は、どう違うのですか」「どうして双葉と本葉があるのですか」といった科学的な関心も生まれているようで、なかなか頼もしいと感じています。早速調べて保育室に資料を貼ってもらったりしました。

　さて、子ども達は「朝顔観察ノート」を作成しています。これも何年もの経験を経て、いろんな工夫がされています。「たくさん書きたい子のために、用紙を追加できるようにしてある」とか。
　絵の表現も様々です。概念として理解して描いている子もいれば、見たままに近づけて描こうという子もいます。どちらも「よーく見たよ、描いたよ」ということが価値ある経験として残っていくよう、指導して（という言葉がどこまで適切かはわかりませんが）いきたいと思います。
　そして、先生からもコメントが。そんなにバリエーション豊かに書けるものではありませんが、「お手紙を読む」に似て「文字に関心を寄せる」一助になっているはずです。年長組であっても「ピヤノ」のように聞こえていることが、字に書くことで分かったりします。「文字は小学校にあがってから」が文科省の考えですが、さまざまな機会に文字に触れ、使ってみる経験を重ねてほしいと思います。