「えっ…どうしよう」と戸惑いが走った!
2026/04/14
今年度も始まりました、「対話的な絵画鑑賞」。今日は初回ということで、「要素多め」の作品を選びました。「陽気な家族」という、結構有名な絵画です。
昨年度の実践で、「初回の最初の発問が、かなり長く雰囲気を左右する(2クラスが、かなり異なった展開をしていった)」と学んだので、とても慎重な入り方をしてみました。
「絵をよく見て下さい。そして、見つけたこと、気づいたこと、考えた事、何だろうと思ったこと、どれでもいいから話してみて下さいね」という、今までよりは長いけれど丁寧な…具体的な視点に繋がりそうな…問いかけでもって始めました。そうして同時に、「〜を見つけたんだね」「〜と考えたんだね」「〜を知りたいと思ったんだね」という「発言の分類」も返していきました。
これ、やや専門的には「パラフレーズによる構造化」という事なのですが、つまるところ「自分の発言を一段分俯瞰する」ための意味づけ(ラベリング)です。子ども達の個々の発見や思考や疑問や…を整頓するための言葉です。

さて、ブログを読んでくださっているみなさんは、どんな「発見・気づき・思考・疑問」があったでしょうか…。以下子ども達の発言を。
「犬がいる」「お皿が落ちている」「お茶碗が落ちている」「フライパンが落ちている」「机の下に穴が空いて飾りになっている」「何か丸いのがある」…これは定番の「隅っこで見つけたもの」シリーズ。
「赤ちゃんがスプーンを持っている」「窓に飾りがある」「花が飾ってある」「机の上に座っている人がいる」「なんか大きいスプーンを持っている」…視野が広がってきた感じです。
そして、「これは男の人。男の人の顔だから」「これはスライム。垂れているから」「これは外国。書いてある字が英語だから」といった思考(と理由)にまで話が及びました。
初回にして、これだけ発言があるのは、指導している者として、とても嬉しいものです。子ども達が「間違えたらどうしよう」的な恐れを(今のところ)あまり持っていない様子なのも嬉しかったです。
一瞬、「この子が何かストローみたいなのを持っている(煙管)」という発言に、「タバコだよ」と言いかけた子がいました。が、引っ込めた…何だか興味深い反応でした。現代の「この映像には子供に有害と考えられる内容を含みます」みたいな…考えすぎかも。
ともあれ!子ども達の様々な発言を聞きつつ、「それって、さっき誰かも言ってたよね」も指摘しつつ、「話したい!話しても大丈夫そう!」という印象は、持って貰えたのではないか…と感じています。
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