このところ、食育について触れる機会が多かったので、何かタイミングが来ているのだろうと感じ、思っていることを書こうと思います。
　まず幼稚園では、各学年で畑の活動が進んでいます！すでに収穫・お味噌汁を味わった学年もありますし、浅漬けなど（普段は口にしないかも）を口にした子もいるようです。そして！今年度は全学年が壁新聞を作り、子ども達の発見や野菜の成長具合について、そして「気づいたこと」をまとめているのです。
　実が付いた、など「うまくいっていること」ばかりでなく、「この葉っぱ大丈夫？」とか「この虫なんだろう？」といった、言わば寄り道の事柄も、子ども達の発見や疑問として取り上げ、共有しているのです。これこそ「自分で育てる」からこそできる経験と言えるでしょう。けれど、うどんこ病が少し心配な園長です。

　また、私立幼稚園PTA連合会の講演会では、赤堀料理学校の先生に講師をおつとめいただき、科学的な見地からも「朝ご飯の大切さ」をうかがうことができました。朝日を浴びること、そして朝食をとることで、身体のさまざまな体内時計がシンクロする。ゆえに元気に活動的になるとのお話で、「朝ご飯をちゃんと用意し、食べて幼稚園に出かけること」、それをやり遂げる尊さを伝えて頂いたと思います。

　さらに、気になった講師の方と「講演会かワークショップでもできないかしら…」とオンラインでお話していて、「ハピク」というサイトを見つけました。私が園長になったころは、こんな小綺麗に情報をまとめてくれているサイトはありませんでした。見ているだけで楽しく、何か手を動かしたくなります。

　ということで！７月の収穫に向け、幼稚園でも野菜の話題が増えると思います。子ども達が振ってきたら、ぜひ応えて頂きたく、時々は畑を見に行ってみてくださいね。