もう梅雨入りしたと思えないほどの青空。園長はこの時期、非常にお天気が気になります。というのも園長就任以来暫く、かなりの行事で「降られてしまった」からです。遠足やお誕生日会、果ては「お遊戯会の前夜にドカ雪」ということもありました。
　ですので、当時のお母さん方はきっと思ったはずです。「ウチの人、雨体質なのかしら」と。しかし最近はそんな顕著なこともなくなり、「降ることもある」程度に…普通になって来ました。しかし、そんな中でも今年の植物園園外保育は、とても楽しく行う事が出来ました。

　前の日までの雨で、芝生も土もかなりぬかるんでいます。「年少組さんは苦労するかな」と思いましたが、集合場所から写真ポイントへ移動するのもかなりの冒険で、でも好奇心を見せてくれながらみんなで降りていくことができました。
　年中・年長組は梅の実を拾ったり、ドクダミやアジサイ、シロツメクサに菖蒲の花（順不動）と様々な植物に目をやり、また鯉やカメ、蝶や鷺などの生き物をじっくり観察したりして過ごしました。最初からずっと「植物園は、いろんな不思議な植物を見つける所だよ。目が良いこは色んなものを見つけられるよ」と話していたので、子ども達も「見つけた！これ何？」がたくさん経験できたと思います。
　それにしても熱い（最高２８℃）一日でした。水筒が空になり、先生が予備で持って行ったもの・現地購入したものを分けつつ、しっかり水分補給して過ごすことができました。

　園長としては個人的に「八重のドクダミ」を見てみたいと思っています。どなたか！咲いている場所をご存じの方はいらっしゃいませんか…