年少組さん、春に向けて「小カブを植えてみよう」ということで、暫く前から準備していました。種を用意して、プランターを選んで、前の根を抜いて…さあ「植えてみましょう」となったのですが！

　昨晩の強風と寒波のせいで、土が氷ってしまっていたのです！先生方が前日さわった時は大丈夫だったのですが、今日持ってきてみたらカチンコチンで歯が立たない。私も片手鍬を出してきたのですが、全然でした。それでも何とかバラしていって、種を播くところまで辿り着きました…。自然の力というと、風とか雨とか「動かす」ものばかりがイメージされますが、こういった力もあるのですね。

　また、畑などにはたくさんの霜柱が見られます。こういった自然の姿にも、よく気づいて欲しいなと思います。先生の記録によれば「落ち葉のパリパリした感じを楽しむ」とか「水場で氷がはっているのを見つけた」とか「雪が降ったら幼稚園よりでっかい雪だるまを作りたい」「こんなに寒いんじゃ、熊もカエルもまだ冬眠してるね」と知識を話し合ったりした姿が見られたそうです。寒いのを、単純に「大変だなぁ」と捉えるのではなく受け入れつつ楽しむ姿がここにありますね。