今朝の登園時間は、かなりの降雨量でしたね。お家を出るのにも気が重かった子も、いたことと思います。昔を思い出しても、「雨の日の子連れ外出」は大変だったなぁ…ずいぶん昔のことですが。
　幼稚園の園長としては、荒天の中（大雪が上がった直後）お遊戯会を行って、「みんな長靴がグチャグチャです…！」ということもありました。水溜りにはまって（親が）自身が不機嫌なまま旅行したこともありました。
　ということで、雨の日というのは「幼稚園へ気分よく通う」のに色々な障害というか問題が起きがちです。そんな中を登園してきてくれたというのは、個々それぞれのストーリーがあると想像します。「雨が降っているから、幼稚園でたくさん体を動かして遊ぼう！早く行きたいな！」というお子さんもいるとは思いますが、その発想は往々にして大人のものです。「今日は特別にレインコートだよ。素敵だね」という盛り上げをされている方も多いと思います。いずれにせよ「決意して出かける」のが雨の日の登園ではないかと思います。ですから、「雨の日は　登園だけで　満点です」と心の中で思いながら朝の挨拶をしています。

　今日は年少組さんでお休みの子が多く、カリキュラムは変更して「大きな紙に絵を描こう」にしていました。「小さな紙だと密になりそうだったので、大きな紙にしました」とのことで、子ども達の自由で明るい絵が掛けてありました。実際の様子は見られなかったのですが、楽しそうな感じが伝わってきます。「手形も体験して欲しかったんです」とのことで、「先生と一緒にやってみよう！」とさそって、多くの子が手形を残しました。
　絵具の活動は準備や片付けに時間もかかりますが、雨で時間がある時こそ、やってみるのはいかがでしょうか。