土曜日の夕方のことです。私が外出から帰ってきたら、すべり台横のアカパンサスの所に、看板が出ていました。
「２７年９月２６日午後３時すぎ　アカパンサスの葉をむしった人は　今後この場所で遊ばないで下さい」
　強い言葉ですが、その裏には強い悲しみがあると感じました。
　以前から、この葉はイタズラされる事が多く、その都度「綺麗な花を咲かせるから、そっと楽しみにしていてね」という主旨でメッセージしていたのです。でも、そういったものは、実は余り効果が無いのですね。
　そういった残念さと悲しさが混じって、この看板になりました。
　土曜日ということは、今は小学生や中学生になっている子かも知れません。幼稚園の子ではないのだろうと思います。

　しかし、しかし。
　大切な事は、悲しみや怒りを表明すべきと感じたら、はっきりと明言するということ。

　そして、謝ろうと思ったら、すぐ素直に行動に移すこと。
　そのプロセスを過ごさずして、水に流すことはできません。抑圧すると文字通り圧力が高まるだけです。

　改めて。
綺麗な花を咲かせるから、楽しみに見ていてね。