今日もいいお天気で、気持ちが良いですね。朝、体操服を着た子ども達はちょっと照れながらも、何か誇らしいような表情に見えました。丁度いま、年少組の体操がホールで始まったところです。
　そして、今日はたんぽぽぐみさんが園舎に遊びに来ました。年間を通じて何度か行われるプログラムなのですが、その初回ということで、年長組のお部屋へ見学に来たのです。…と言っても、子ども達には「幼稚園を探検しよう！」とストーリー仕立てで来るのですけれど。そして、迎える側も「幼稚園のトップ」として受け入れる訳ですから、多少の緊張もあったりします。幼稚園は、本当に「初めて尽くし」で緊張もしますけれど、反対から見れば好奇心から発見を沢山味わえる場所でもあります。
　さて、お姉さん・お兄さんから歌を唄ってもらったりしたのですが、その後「一緒に朝の歌をうたいましょう」というのが写真の場面です。明照幼稚園では、たんぽぽぐみから年長組まで同じ歌が何度も出てきます。「おはようございます」が年代によって変わらないのと似ています。
　子どもは、新奇なものに対して強い好奇心を向けますが、「既知の物」は結構自信満々で取り組むものです。その分類で見れば、「朝の歌」は既知の物（初めて触れて一ヶ月ではあるのですが…）。「あ、これ、知ってる！」と、（少し）安心したのではないでしょうか。そして多分、お母さんにとっても、「知ってる」というのは同じ効果をもたらすのではないかと思います。細かいことですけれど、たんぽぽ側の先生がピアノを弾き、全体をリードするのも、安心感という意味があります。

　安心感と、好奇心（ワクワク）と。その両方を意識しつつ、子ども達の前に立っていこうと思います。