先ほど、各クラスをぐるぐる廻っていましたら、年少さんで丁度「立腰」をしていました。みんな静かにして座り、姿勢を正します…と言っても「よい姿勢とは、こういうことだよ」というのを伝える時期です。先生は静かに子ども達の間を歩き、１人１人の背中に手を当てて、「しっかりね」「がんばって」「そうだね、よくやってるよ」と心の中で伝えている感じでした。
　子ども達も、触れてもらうことで自分の背中の曲がり具合とか、頭の向きに気づくようです。もちろん「自分の力で自らの姿勢を保つ」のが目的なのですが、先生に触れられて、それに応えるかのように自らを律する姿が見られました。
　年中さん以降では、こういった時間はなかなか取れなく（また必要なく）なって来ます。自らできるようになるからです。でも、今の時期の年少さんの姿、「らしい姿」だなぁと思って、綴らせて頂きました。