さる月曜日には、保護者の皆様に参観へお越し頂き、ありがとうございました。特に年少さんは土曜日のお誕生日会と日も近く、大変だったと存じますが、お陰様で子ども達も、若干のバイアスはあったと思いますが「お母さんが見てくれる」嬉しさの中で生活することができたと思います。
　参観が、最終的には「子ども達の成長に寄与するもの」となるために、いくつかの工夫をしています。その一つは直前にお配りする「見どころ」のお手紙です。入園いらい様々な活動を積み重ねてきた子ども達ですが、その日の主活動に応じて、特に注目していただきたいポイントを載せています。もちろん子どもの育ちは１人ずつ異なりますから、みんなが全く同じ物を作る、とは考えていません。ぜひ、視点を定めたフィードバックと、感じた事という２本柱でお子さんに返してあげていただきたいと思います。特に社会性の部分＝先生との関係や、友達とのやりとり＝については、活動の何であるかに関わらず、ご覧頂けたのではないかと思います。
　お母さん方からご覧になると、「我が子がもどかしい」という面もあったかも知れません。しかし、「いずれ自分でできるようになる」は子育ての目標であるはずです。「任せてみたら、時間はかかるし危なっかしいけれど、意外とできた」こともたくさん生じます。「幼稚園では○○だったね〜。お家でもできるかな？」と、「できそうなこと」にチャレンジし、成功し、誉められる。そのサイクルの一つに幼稚園での見聞を使って頂けたら、と思います。