今日、先生方の日誌を見ていたら、嬉しい事が書いてありました。
　クラスで（多分）一番ちいさな子のことです。お誕生日のこともあり（月齢の差はものすごく大きいのです）、何となく「小さいから」と見られがちな子なのですが、今日は友達と同じメニューを、自分の力で全部やり遂げた、それが嬉しかったと記されていました。
　もちろん、一人ひとりの成長は違うのですから、結果は全部違います。それでも、「他人の力を借りずに、最後までやり遂げた」というのは、その子を見る視線を変化させる力があると思います。差のある集団、ばらつきのある集団ですが、どこかで全員対等と見る。そのためには、やはり何かを示さなければならないのだろうと思います。もうじき１学期が終わり、運動会のある２学期が始まります。自ずとクラスを意識することが多くなります。一人ひとりは違うけれど、たまたま一緒になっただけのクラスだけど、でも仲間なんだ。漠然としてでも、そんな思いに繋がる経験をしてくれれば、と願います。