幼稚園では、来年度入園の方を対象とした「慣らし保育」の第3回を迎えています。この回は、「親子分離＆再会」がテーマ。子どもたちは、運動遊びなど、先生と楽しく遊びます。そして親御さんは、園長と共に別室へ…。そこでは、「保護者の方にご協力いただきたいこと」を、１年分お伝えしています。行事予定は４月に出るのですが、おおよそ「このくらいの出番があります」と予めお伝えしています。

我が幼稚園は、職員の手だけでなく、多くの保護者の皆さんのお手伝いによって成り立っていると思います。行事の時、職員は子どもたちを連れて行ったり、説明したりと、片時も子どもの側を離れません。ということで、実際に色々と保護者の方にはお手伝いいただく事になるわけです。大きな行事はほとんど全て、保護者の皆様にお力添えいただいております。 　今日も行事の説明をしておりましたが、その中で現役のお母さん（ご兄弟がすでに在園されている）からもお話をいただきました。「結構大変な事もあります。だけれど、その中でお母さん同士力を合わせる経験になりますよ」と話してくださいました。有り難いことです。子どもたちが仲良く過ごすために、保護者の方同士の仲がよいことは、必須ではありませんがベターな事です。もちろんお仕事をされている方も、それに応じた関わり方をしていただければ、それで良いと思うのです。ともあれ、学校が進むにつれ、子どもたちはどんどん行動範囲を広げていきます。その第一歩である幼稚園に、保護者の皆様の陰がたくさん見えることは、とても貴重なことであり、大切なことであると考えています。