この間植えたものたちが、だいぶ大きくなってきました。稲を見て。「ねぇ先生、これがもっと大きくなったどうするの？」（現在は、発泡スチロール箱の縁までです）「うん、じょきって切るよ。「じゃあ、もっと大きくなったら？？」「うん、えいさって、登って切るよ」「じゃあ、もっと大きくなって宇宙に着いちゃったら？」「うん、、、ロケットに乗って切るよ」「じゃあ、ロケットの先まで伸びたら？」「うーん、どうしようか…」。そのとき、隣で見ていた子が「根元を切ればいいんだよ」。　ハイその通りです…　子どもの空想って、本当に面白い。先週の、親子お話会「ゴムはどこまでのびるのかしら」と今日のお御堂参りの話「先生の稲もずいぶん伸びました」が合体すると、こんな風になるのだろうな。そういえば、子どもは「どんどんスケールが大きくなる話」が好きなような気がする。まさに多段式ロケットのように、「じゃあ、じゃあ、じゃあ…」その繰り返しが、また楽しいのだろう。とことん答えて、「もう、それ以上は分からないよ」と大人が降参するのも、子どもにとっては楽しいようです。子どもの問いにどこまで答えるか。その案配は、とても難しい気もします。でも私なりには「子どもが”ふーん”と問うのをやめるか、こちらが”もう分からない”とギブアップするか」まで。そこまで「会話を楽しめた」と思えばいいのではないでしょうか。 　先ほどの会話の続き。「もし、米粒１つがこーんな抱える位になったら、おにぎり作ってね！」「うん、任せて！」　楽しみです。