学校法人明照学園

子どもの結論に乗ってみた

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子どもの結論に乗ってみた

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2026/05/25

 今日は5月の「お御堂参り」でした。
 冒頭、「私が考える、いい挨拶」とは…ということで、①気がついたら、なるべくすぐに挨拶する ②相手を見て挨拶する ③声が届くように挨拶する という表現で伝えました。「元気に明るく」とか言いたい所もあるのですが、今の時点では具体的(見て分かる・聞いて分かる)な、そして「自分で気づいたら=自発性」を特に重視したいと考えての言い方でした。

 実際、朝の登園時にしても、お御堂が始まる時にしても、子どもから挨拶をかけてくれるシーンがとても増えています。私としても嬉しいかぎり。「挨拶できると、嬉しいね」の種を播けている実感があります。

 さて、本日の昔話は「だんまりくらべ」でした。

 奇数のお餅をめぐって、お爺さんとお婆さんが「だんまりくらべ」をします。ついに布団に入るまで黙り続けるのですが、何とそこへ泥棒がやってきます。黙りを我慢していた2人ですが、ついに泥棒がお餅に手を延ばし…

 

 一応、演出のねらいとしては「数の概念・奇数」みたいなことを考えて、上記のイラストを用意しました。お餅を数えて、「さぁ、ここから2人が一個ずつ食べたら、何個残るかな?」というように。年長さんは迷わず「3個!」と答え、その隣の年少組は、(恐らくその自信に誘われて)「3個!」と元気に答えていました。

 

 そうして、いよいよ一個となった時です。「半分にすればいいじゃん」と、年長さんから声が上がりました。(おっとネタバレ…)と思いつつ、平静の顔で「なるほど、じゃ、この2人はどう考えたか、聞いてみてね」と軌道修正して、件の泥棒のところまでこぎ着けました。

 

 さて、最後をどうするか…原典では「だって、私が声を出さなければ、お餅は泥棒に食べられていましたよ」で途切れているのですが、、今日はこのようにしました。

「ねぇ、みんなに聞いてみます。この後、最後のお餅はどうしたらいいかな?」と。すると有難くも「半分こすればいい」という声があがりました。「なるほど、じゃあ、このお餅も半分こだね。お爺さんとお婆さん、仲良く半分こしてお餅を食べました、おしまい。」で幕引き。

 きっと子ども達も安心したことであろうと思います。

 

 ああ!いまから思えば、最後に「お餅を半分こしたイラスト」を用意しておけば良かった!もしかしてITがこれからも現場に入ってくるならば、子ども達から意見を貰ったり、柔軟に話を展開しながら、都度それにあったイラストを生成してスクリーンに映写しながら…話をリアルタイムで作る経験、とかもできるようになるのかな。

 できたら楽しいなぁ。

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