意見を聞いて、考えた
2026/05/15
年長組での対話的絵画鑑賞、第3回目を迎えました。
今回のねらいは「表情や感情の読み取り」です。前回「魔女の家」では「〜がある」と「存在の指摘」が楽しかった(はず)ですが、今回は登場人物が少なく、状況の読み取りに意識が向かうかな?という期待をもって選定しました。
「魔女の家」はとにかく要素が多いので、気軽に発言できます。しかし今回は…
今までに倣って「見つけたこと、考えた事、分からない事、不思議に思ったこと、聞いてみたいことなど、イイタイコトがあったら話して下さい」とスタート。
家がある!レンガが見える!ウサギがいるみたい!字が書いてある!…と、「見つけた」が続く中、ついにある子が「この猫と犬は、お話しているみたい」と考えを述べました。(これで、視線が関係に向くかな…?)と内心期待したものの、その後も「花瓶がある、花が咲いている」などに戻りました。
しばらくして、「どうして、この籠から葉っぱがはみ出しているんだろう」という疑問も出たものの、結局「犬と猫のケンカ」という状況の読み取りには至りませんでした。
1人1人の発言に「そうだね、見つけたね」「考えたんだね」と構造のラベルをつけながら返し、最後に先生へと振りました。すると…
「さっき、○ちゃんと○ちゃんが…って言っていたけれど、私は、この2匹はケンカしていると思います」と述べたのです。それがきっかけとなって、子ども達も「本当だ!口を開けてる!」などの表情に目が向いたのでした。
夕方になって、担任の先生にお礼をすると、「いや、私のあの言い方は、子ども達にも使って欲しいなと思って出しました。色んな場面で、自分や友だちの意見を意識して欲しいと思って」と、意図を話してくれました。まさしく、この活動のねらいを踏まえて動いてくれたのでした。
そうなんです!周りの子の発言も聞いている。「だけど私は」と自分の意見も言える。そして、みんな否定されない。その状況を「絵画鑑賞」で作りたいのです。
また今回は、「初めて発言した」子もいました。確実に発見したものを、元気に伝えてくれました。あな嬉しや。
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