年少組さんも無事「最初の一週間」を超え、幼稚園にも少しずつ慣れてきたことを感じます。園長は事務仕事が立て込んでいたので見に行ったらもう「お帰りの会」だったのですが、その雰囲気はかなり落ち着いた感じでした。先生が渡しているのは健康カードでしょうか…ひとりずつ「はい、どうぞ」と渡せていたのは、反面「待てる」ということでもあるでしょう。そのあとは紙芝居を読んでいましたが、やはり落ち着いた様子でした。

　年中組は「鯉のぼり作り」で、特に糊の使い方を注意しているようでした。目は大きくてやりやすいのですが、動体を作る「のりしろ」は細いので苦労した子もいたことでしょう。大人から見れば簡単なことかも知れませんが、子ども達の表情を見ると結構集中している…ちょうどいい課題なのだろうと思います。

　年長組は「かぶと作り」でした。実際自分で被れる物です。新聞紙を折って色付けして…テーブルにはみ出してしまったのを、ちゃんと先生に伝えて道具を借り、自分で片付けていました。子どもなりの責任感の現れですね。「作る」という目的を達成しても、それだけではない（付随して発生した問題）にも対応するというのは考えなしにはできないことです。これもまた、「気持ちよく生活する」につながる姿と言えるでしょう。