ごっこ遊びというのは、大きく２種類に分けられると思います。「現実にあること」の模倣と、「想像の世界のストーリー」を共有して行うもの。子どもにとってはどちらも似たようなものでしょうけれど、いろんな要素が詰まっている「遊びの王道」であると思います。
　今日は年長組の「ひなまつり撮影」で、誰からともなく「スタイリストさん」が登場していました。実際、職員や私だけで「ハイ撮りますよ〜」と言っているよりも、友達がニコニコしながらお手入れ？整えてくれるほうが嬉しいでしょう。撮影の表情も柔らかいものになります。これ、舞台に上がっている子もスタイリストの子も遊びになっていますね。

　年長ですから、「キリッとした顔で撮りたい」「すました顔で撮りたい」という子もいたようです。思わず破顔してしまってから「待った待った」と顔を立て直す子もいました。もちろん「笑いをとりたい」と、笏で遊んだり顔芸をしてくれる子もいました。園長も「ハイ、お嬢様〜お幸せですか〜」とか言ってはみましたけれど。
　何も子どもらしい表情が撮れたと思います。集いの時には持ち帰りますので、どうぞお楽しみに（担任たちによる厳しい再撮影チェックも控えています）。