例年にない3学期の幕開けとなりましたが、保護者の皆様には種々ご対応いただきまして、誠にありがとうございます。改めて「起きていること（そのもの）と対応（扱い）によって、物事は動いていく」と感じています。現在まだメディアでも騒がれていますが、「未知のもの（因）を扱う（縁）難しさ」ですね。

　さて、短い時間ではありますが、子ども達は幼稚園でそれぞれ楽しみを見出しているようです。年少組はカルタが流行っているそうで、お正月にやった子もいたのではないでしょうか。「文字よりも絵札全体を見てとる」方が強くなるのですが、「読み札を読もうとする」→拾い読みから始まるでしょうけれど、あの読み方も一時的な独特のものなので、お付き合いいただけますよう、お願いします。
　年中組では、ヤッホーでドラマがあったようです。比較的空いている状態で使えることもあり、「かなり長時間粘り・思案して思い切って飛んだ」子の話も聞きました。「自分で踏ん切りをつけて、飛び出す」は人生にも必要な力だと思いますが、それをまさに経験しているのだろうと思います。また、集団あそびでは「同じ仲間」として認めている姿を多く見るようになったと聞いています。
　年長組は、早くも長縄跳び１００人跳びに挑戦、そして達成しつつあるようです（曖昧な言い方…！）。「これは全員でチャレンジして全員で出した結果ではない」と知っているからでしょうか。体操の時間も見ていましたが、「２人組の運動」は行わず、一人一人でスタートしていることを確認しました。

　コロナの波はまだピークに達していない感があります。小学校や幼稚園・保育園の状況や対応もバラバラです。国対応も変化が激しいですが、その中でも「子ども達が経験できる機会」をなるべく減らさず、進めていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。