今日は年中さん、「自由に遊びます」という予定で発表していましたが、部屋を見に行ったら結構クラスの活動を行っていました。部屋にコーンを持って行って、体操で取り組んでいることのおさらい。ホールよりもやや緊張感が下がるのか、（それとも園長が見にきたからか）戻ってタッチする時には笑顔の子が多かった気がします。年少の頃よりもキビキビと動けていて、頼もしい感じがしました。

その後は手押し車。なんとも懐かしいですが、前の子にとっては「自分の体重を手で支える」経験です。大人になるとかなり辛いですが、子ども達は案外スイスイ進んでいるようです。また、後ろの子にとっても「お友達の足を落とさない」という条件の上で、「前の子が進みやすいように合わせて押す」ことが必要です。無言ですが思いやりが必要な活動です。大人相手ですと力一杯な子でも、お友達相手だと力を加減している様子が見られるのは、尊いことだと思います。
　また、サムネイルの写真は、その後に園庭へ遊びに出る時のものです。お当番さんなのでしょうが、クラスみんなが水筒を入れる籠を持って行ってくれました。これまた責任感を伴うことです。きっと先生が「ありがとう、助かったわ」とか言ってくれて、自信につながる体験になったことでしょう。
　幼稚園での活動は、おそらく何もが「他人と関わり人間関係を学ぶ」ものなのでしょう。私たちがそれに気づき、少し手出ししてあげることで、よい学びが増えていくのだろうと思います。