今日の午前中は雨が残っていましたが、少しは外に出る時間も取れたようです。園長自身は御葬儀に出ていたのですが、戻ってから先生方に「何か面白いことありませんでした〜？」と聞きまくったら、エピソードが出てきました。

年少組の男の子。保育室ではどうも元気が出ないというか「彼らしくないね〜」だったのですが、園庭に出たら俄然調子が出たとのこと。回旋塔を先生と一緒に回し、「止めて〜」というリクエストにもちゃんと答えていました。それを見ていた先生も「ああ、良かったな、楽しそうだな」とうれしくなったそうです。この間読んだ本でも、「自分の足で歩くことで、頭への血流も増して勉強にもプラス！」とあったのですが、確かに体を動かして血行が良くなるのは、生き生きした状態に繋がりそうです。「自分で歩けることは自信にもつながる」という知見もありますし、可能な時は体を動かしてあげたいですね。

また、砂場で集団になって遊んでいた子達もいました。よっぽど楽しかったのでしょう、「園長先生〜！気付いたら、誰もいなくなっちゃったの！」と慌てて走ってきた子も。いいのだよ、そこまで集中できる経験は、必ず君のことを支えてくれるよ。そう思いながら「じゃ、一緒にクラスまで戻ろうか」と歩いて行きました。

ようやく「幼稚園の日常」が戻りつつあるのを感じます。来週からは年少さんも通常保育に戻ります。願わくば「過ごしやすい気候で、外に出られますように」です。