学校法人明照学園
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見てる所

見てる所

2020/04/20

 今日もまたお天気が悪い。園内の風景を撮っても、なんだか似たようなものばかりで、ちょっと面白くありません。
 そんな日には、本を見たりするに限ります。ちょうど予定している「明照幼稚園の教育」というページがどんな風になるのか、試しに書いてみます。ふーむ…。時期もあっているし、「元気に泳ぐ こいのぼり(2018年度・年少組)」から抜粋しましょう。

 まず、①指導のねらい、です。「春の自然や生き物に親しみ、風を感じる」とあります。やや抽象的な表現ですが、これが「ねらい」です。
 そして、②環境の構成、です。こちらは「先生が準備するもの・既にそうなっている環境」で、繋がりそうなものを書いていきます。この場合は「子どもの日のために、園庭に大きな鯉のぼりが設置される。年少組でも1人ひとりのこいのぼりを活動で行うので、クラス毎に風船のこいのぼりを皆で作り飾ったり、関係する絵本を読んだりする」とあります。活動の下地作りというか、縁を整えているのですね。
 ③では「子どもの姿」として、3つのエピソードを載せています。絵本・自作・園庭と「こいのぼり繋がり」で視点が動いていくさまが描写されていました。そして!「こいのぼりは風で動く」という気づきから、3つ目のエピソードでは「天気の変化に興味を持つようになった」とあります。
 すごいですよね、「鯉のぼりの製作をしました。キレイにできました。糊や鋏を使いました。鱗を貼る時は、向きも気にしました。」は勿論踏まえているのですが、「出来上がったからおしまい!」ではなくて、「自分たちで作った!」という嬉しさが、「他にも似たのがある・大きいのが出ている」という興味につながり、「どうして泳いでいるんだろう」という疑問から、自然の変化(風)に目を向けていく。外へ繋がっていく。この展開力がイイ!そして、それを捉えた先生方の目もイイ!と思いました。
 もう長くなってきたので割愛しますが、「幼稚園の中で見られた子どもの姿」を、素直に、しかし仮説を持って捉える先生達。報告会が楽しくなるのも請け合いです。

 さて、今日の問題。お御堂前です。

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