「活躍」シリーズ…？イヤ単純すぎますね。
　年長さん、年明け早々に職員室前で歌の披露です。去年から流行っている「アレ」ですね。
　実は園長、先日行った研修会で、「こういう園もあります」という紹介がありました。①先生方が全員、1人一台の携帯端末（音楽プレーヤーとカメラとネットといろいろ使えるもの）を持って保育しています。②各保育室には電子黒板があり、携帯端末と繋がるようになっています。③結果、子ども達のリクエストに即答できることが増えました、と。「子ども達が歌いたいとなったら、すぐに掛けてあげられますよ」と,具他例として挙げてくれました。
　「著作権から見るとどうなのだろう…」とは思うものの、なるほど、何かを調べたければネットに繋いでスグ検索。歌が聴きたいとなれば、音楽配信サイトですぐ視聴。踊りも「ようつべ」で。日常の保育でも、面白いシーンを撮影してすぐ投影、すぐ保護者さんにも見せられる。便利ですわ。
　とか園長はグルグル妄想していたのですが、子ども達はずっとリアルでした…衣装をしっかり見ていて、自分の服をアレンジしていたのです。「はい、最初は赤い紙で（モール？ひれ？）を作ったんですが、フェルトにして耐久性の高いものになりました」とは、協力して下さったお母さんの話。「なりきりセット」を売っている昨今ではありますが、自分で触り、切って加工した衣装は、きっと気分を盛り上げてくれたことでしょう。

　さて今はたんぽぽぐみ（来年度入園児）の「慣らし保育」時期で、お母さん方がちょっと調子抜けするほどアッサリと母子分離体験が進んでいます。なかでも今週は「年長さんと一緒にお本堂へ行こう」だったのですが、優しい、素直な…共に美しい子どもらしさ・子どもらしい姿が見られました。
　特に、年長児さんの優しさが光ります。待ってあげることや言葉の選び方、声の調子や聞く態度。子ども達にとっては「アウトプット」の場でもあるんだなと思います。そしてセオリー通りに「物事は使う時にこそ、記憶として定着していく」姿を見ています。学びが自然に起きる、というのは有り難いことです。