園内全体が、何だか「作ろう」熱を帯びてきました。予定していた製作も多いのですが、そういった事も「自分達の手で、自分たちの作りたい物を」に繋がっているように感じます。
　年少さんは「七五三の飴入れ」。かわいらしいキノコの形です。よく見ると、模様の所は切り紙で貼ってあるのでした。ちぎり方も個性いろいろ、貼り方もそうでした。
　年中さんは「ラーメン」だそうです。サンマに続き、食べ物づくし…と思っていたら、「お箸が付いている！」のですね。それがあるだけで、「ごっこ遊び」の要素が入り、「僕は醤油塩からしラーメンが好き（未確認）。ズズー」とか、色んな会話が弾んでいました。
　年長さんは「歯と歯ブラシ」。いずれ行う「歯磨き指導」への下地でしょうか。沢山の歯を作り…「これ、虫歯で欠けちゃってるの」というのも。
　登園時にも、段ボールを抱えている子がたくさんいます。職員室に届いている荷物のダンボールも、狙っている子ども…先生も？いるようです。学年によっては「八百屋さんとかに、貰いに行ってみようか」という相談もしているようです。
「なるべく、準備から片付けまで」の経験をさせたい。その生活感が、実は幼児が経験すべきことであるように思えるのです。