学校法人明照学園
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意図の二重化

意図の二重化

2016/05/30

sankaan2016
 何だか偉そうな、分かりにくいタイトルでごめんなさい。でも、「幼稚園で、子どもと・先生と・親御さんが揃う」という機会は余りない(ウチは多い?)ので、その全体像について、改めて言及しておきたいと思います。
 二重化と言っているのは、この「保育参観」が、それぞれ個人の思い・意図があっての開催であるのみならず、全体としての意図も持って行っているということなのです。
 子ども達は「お父さん・お母さんに見られて嬉しい」・親御さんたちは「幼稚園で子どもが頑張っている…今はこれしか適する言葉が見つかりません…のを見て嬉しい」、そして園としては、教諭に代表させると「親御さんが、自分のことを見てくれていると思って張り切る子どもが、物事に取り組めていて嬉しい」と。まさに三者三様で「何に嬉しいと思っているのか」は各々異なるのですが、全体トータルとして「嬉しいなぁ」という雰囲気が幼稚園全体を覆っていました。
 中でもそのキモとなるのは、やはり保護者の方です。「幼稚園での子どもの様子を見られる」のはレアなケースですから、それこそ予め価値観を分かった上でお越しいただかないと、全体のバランスが悪くなります。子ども達は見て貰えると思って張り切っても、どうも見てくれていないみたい・写真を撮りに来たみたい・お喋りしに来たみたい。それではね。
 なので、幼稚園としても、できるだけその目的に沿った結果になるよう、いろいろと工夫…細工をしています。撮影の件とか時間設定とか、もちろん活動内容とか。年齢が上がってくると、「見に来られるの、恥ずかしい」とかいう気持ちも芽生えてくるかも知れませんが、「見て見て〜!」の時期に「見てるよ〜!」を時たま返してあげる。この塩梅が良いのでしょう。
 お迎えまで、適当な時間的空白も用意してあります。「時間的に長すぎない」ことで、適度な緊張感と距離感をもって、参観ができたのではないでしょうか!
 今日は、お父さん方の姿も多く見られました。どうぞご家庭では、たくさん誉めてあげて下さいね(奥様への感謝も忘れずに)。

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明照幼稚園
住所: 東京都文京区小石川4-12-8
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