昨日から、園庭の大きな鯉幟も出てきました。園舎のポケットコーナーでは五月人形が飾られています。園全体が、子どもの日に向けて装いを整えてきました。
　２つの園舎の間で泳ぐのは、年長さんの作った鯉幟。例年２クラスの子ども達で合作します。今年はコーヒーフィルターを鱗に見立て、色を染めて作ったようです（もうご覧になりましたね）。で、園長としては細かい話なのですが、「鯉幟の口をどう用意するか？」を書かせていただきます。
　以前は、竹を割いて輪にして作ったりしていました。しかし５年ほど前でしたか、「どうも形が一定しない。毎年作るのが大変」ということで一計を案じ、鯉幟メーカーに直訴しました。「幼稚園なのですが、子ども達が作る鯉幟の口だけ、売って頂けませんか？」「口だけ？」「輪っかだけです」「なるほど」ということで、頒布して貰いました。
　何年か使って破損してきたものもあるのですが、そんな訳で口はちゃんとした物を使っているのです。
　だからでしょうか、さっきも写真を撮ったら、風を口いっぱい飲んで元気に泳ぐ姿が見られました。元気が良すぎて、たまに鱗が落ちたり目が落ちたりするかも知れませんので、気づいた方は拾って職員室までお持ち下さいね。お願いします。