学校法人明照学園
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目が命です

目が命です

2016/04/15

medeasobu2016 今日は各学年で「鯉幟」を作っていました。年長さんは巨大なのですが、年少・中さんの「出来上がり」は余り代わり映えしないかも知れません。でもしかし、子ども達にとっては結構な違いがあるのです。
 それは「子ども達が関わった度合い」です。年少さんに比べて、年中さんの方が「自分で作っていく」関わりが深いのです。その差はそのまま、学年の差ということになります。
 私がカメラを持って入ると、子ども達、気になるんですよね。何度も「園長先生おはようございます」と呼びかけられてしまいました…。きのう発行の園だよりではありませんが、「挨拶」には基本的に応えてあげたいのです。しかし、今は「適当な状況」ではない。結果は「弱化のために反応なし…」という応対をしました。そう。自分の働きかけに反応が薄いと、「こりゃダメか」と繰り返さなくなる、諦めていくことを「弱化」と呼びます。「諦める」直前には「強く押してみよう」ってんで声が大きくなりますが…。
 はさておき、お茶目な子がいたのでご紹介。鯉幟の目を貼る前に、自分の顔に当てて見せてくれました。「人形は顔が命」というコマーシャルがありましたが、顔は目が命。写真でも目がどのように写っているかで印象が結構変わるのです。知ってか知らずか、いつか見たことがあるのか、目で遊ぶというのはなかなか「よく分かってとるな!」という感じでした。縫いぐるみでも製作でも。
 これは、それこそ「人間は人の目を気にするもの」だからだそうです。つまり、周りの人たちの評価を気にしている。協力体制にあるのか・敵対しているのか。一人ではか弱い人間が生きていく為に獲得した習性だ、と言われています。

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