学校法人明照学園
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育ちが見える

育ちが見える

2016/02/05

 いよいよ明日はお遊戯会本番。今日は年長組の総練習です。いろいろとご心配をおかけし、ご意見もいただく中で、私自身が改めていろんな視点から子ども達の様子を見ることができたと思います。
 年長さんが舞台で練習しましたが、いろんな曲がある中、「全ての山に登れ」は全員でのハンドベル演奏です。現状をご存じの方は想像できると思いますが、曲が途切れる所があります。その時。
 その子のいる筈の所を何人もが気にかけているのです。ああ。この子たちは今日も全員で合奏しているのだ。そこにいる筈の子の音を聞いているのだ。それを感じました。言葉の呼びかけの所も、基本は同じ台詞を複数人で言いますが、1人になった部分、先生が代読している部分がありました。その子たち…自分の声で、堂々と繋げていきました。本番を前にして、子ども達の仲間を思いやる気持ち、責任感、一体感など、貴重な育ちを垣間見ることができました。
 この状況を、もしかすると「可哀想」と感じる方もあるかも知れません。「折角練習してきたのに…」「完全な状態じゃないのに…」と。理解できない事ではありませんが、その時、目の前にいる子どもを見る目が曇ってしまわないか、それが心配です。
 もちろん、予定していたことを完璧にやり遂げ、万雷の拍手を頂く。それが描く理想ではありますが、では「そうでなければ無価値」なのでしょうか?そんな極端なものではありませんね。実は幼稚園、今年度「全員が出席した日」は、まだ一日もないのです。もちろん全員が揃えば最高です。けれど、叶わないながら、日々の保育は行っているのです。
 100%というのは、「できる範囲で、限界のある中で」どれだけやるか?できたか?です。現実的なものです。想像を100%達成しようとしたら…苦しむだけです。「現実を直視し、肯定せよ」。まさに仏教の教えそのものです。「どこかで諦める」を伝える。そこを今のお寺は怠っている所があるような気がします。自戒を込めて。

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明照幼稚園
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