学ぶ姿勢
2015/10/14
このところ、私のフェイスブックでも「ラグビー勝った!」の記事が多く、普段は興味のない私にも、いろいろと触れる機会が増え、「歴史的勝利」の場面も録画で見ることができました。
確かにスゴイ!「さぁここで、トライを狙うことを選択!」久しぶりに「鳥肌が立つ」感じでした。機械とかで操作するのとは対照的に、なるべく自分の体だけで行うのがスポーツ。いずれ機械に囲まれた生活に入っていくのは免れないとは思うのですが、それ故に、「自分の体で経験する・自分の身体を出発点にする」ことの大切さを感じています。
さて、そのなかで、ある新聞記事が。「英の子、逆転トライに学ぶ」と題して、イギリスの小学校の子ども達が、日本の勝利から学ぼうという時間(全校集会)があった、というのです。イギリスが日本から学ぼうとしているなんて!というのは驚きですが、それを差し置いても「児童が自ら考えて、何かを心に残せる(記事引用)」教材を探す貪欲さには頭が下がります。
校長先生は「スポーツから学べることは、”うまくいかなかった時に取り返すチャンスがある”ということです」と語ったとの事ですけれど、まさにその通り。「うまく行かなかった」は、物語の結論ではなく、起承転結の転の部分=「盛り上がり」に過ぎないこと。そして「負けた」としても、それさえ「人生の”転”の部分」に過ぎないということを、身を以て知ることができる、と私は思います。
最近、顔を出している「hasunoha」では、何か一つに躓くと、「もう人生お終い」と感じているかのような質問があるけれど、「そうじゃないよ〜」ということを、スポーツからは学べるのだろうと思います。あからさまな勝負の世界に身を置くからこそ、「勝ち負けはあるけれど、それは人生の一部に過ぎない」ことを知るのではないでしょうか。
うん、これはいいネタだ。今度ふくらませて、どこかに書こう。それにしても…
こんなネタを拾ってくる、新聞記者さんの姿勢には、頭が下がります。(朝日新聞10.2)
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