先週に引き続きお天気が不安で、お別れ園外保育には行かれませんでした。子どもたちもさぞや肩をおとしたことと思いますが、ちょうどお昼には雨も降り出してしまい、園長としては「致し方なし、分かってくれよ」という感じです。
　今日は幼稚園での活動となった訳ですが、年長組のあるクラスでは、卒園記念品を出して遊んでいました。写真はその様子です。カラフルなのもいいのですが、私が特に気に入ったのは「自分の体よりも大きい」ことです。
　もちろん、園庭などには、そのようなサイズの遊具はたくさんあります。しかし、その大きい物を「自分で組み立てたり形作ることができる」のがミソです。言うなれば「大きい遊具を支配する」感覚があるのだろうと思います。思い返せば入園間もない５月頃、体操用具をたくさん並べて「幼稚園でアスレチック！」をしたのが、ホールで最初に遊んだ経験ではないかと思います。当時は何にしても「よっこらせ」という感じで、いっぱいいっぱいで関わっていました…。そのホールで遊ぶ日も、もう残りわずかです。
　運動遊具は成長せず、子どもたちは成長する。当たり前ですが、その過程で両者の関係は全く異なるものになっていきます。そして、成長した自分にあった環境へ移っていく。そう、これは当たり前。生きるとはそういうこと。

　…でも、何とも寂しい感じです。

　そうそう、実はこの時期、天候も不順ですが体調を崩す子も多いのです。何か繋がっているのでしょうか？体調にはお母さん方もお気を付けて。