お買い物ごっこにむけての活動では、いろんな「技法」を目にすることになります。そして、気に入った子は「もっと作ってみたい」という思いを抱くようです。そして、お家で・自由遊びで、繰り返し遊びます。「やった事ある！知ってる！」という事については、子ども達は自信満々ですね。
　今日は寒くなりました。雨もパラついていたので、各クラスお部屋で朝の時間を過ごしました。本当に各学年それぞれの遊びがあるのだなぁと思いました。写真は年中さん・年長さんですが、年少さんも楽しそうでした。
　保護者の皆さんにご協力いただいている廃材は、こんな風にして子ども達の玩具に消化されています。昔から「おもちゃにする」というと少しネガティブな意味を示しますが、文字通り捉えれば、それは創造性であると思います。木の実・枝・葉っぱ。使い終わった箱。みんな「おもちゃにする」のは子ども達の力です。その過程にある「考える・工夫する」という経験は、将来何かを発見することに繋がっていると信じています。
　幸いというべきか、子ども達は一生懸命作った物を案外あっさり手放します。「次、もう一回作る！」と、口では言うのですが、全く同じ物ができる事はありません。一回分の経験値が、更に「自由な＝思い通りの」物作りに繋がっているからだと思います。
　子ども達が作品を持ち帰ったら、ぜひ何日かは飾ってあげて下さい。そして…溜まってきたら、写真を撮って記念に残し（実物は次の作品のために場所を明け渡す）のがお勧めです。我が家にも図録ができそうな位、たくさんの写真があります。子どもの笑顔と共に。