今日、幼稚園のお庭で子ども達が「先生、虹が見えるよ！」と教えてくれました。虹というのは、雨上がりに見えるもの…と思って見上げると、おお！微かに光の輪が見えます。お迎えに来たお母さん方も、同様に見上げています。
　きっと現象として名前があるはずと思って検索すると、「光環」とあります。太陽や月に、薄い雲がかかった時に見られるのだそうです。よく見ると確かに色もありました。空という巨大なカンバスに、大きく綺麗な円が描かれていました。
　写真を見ると、撮影技術もあるのでしょうが、非常に綺麗でした。私も４０台後半で、最近目がおかしくなってきましたので、子ども達にはもっとくっきり見えているのかしら、等と思いました。
　大人達が空を見上げるのは、「ふと」した時が多いのではないでしょうか。しかし子ども達は、通常の視野が大人よりも低いはずなのに、度々こういった事を見つけてくれます。子ども達が見つけ、大人が倣って、初めて目に入る。物事が起きていても目を向けなければ認知されないのですから、先導してくれた子ども達に、感謝です。