絵から心を見る
2010/02/09
今日は第3回のPTA連合会の講演会でした。講師は平山先生、もう子どもの絵を40年以上も見続けているそうです。 その重みでもって、まるで気軽に諭すような語り口が印象的でした。私たちはとかく、子どもの絵を見ると批評しがちであるという指摘。ウッと思い当たる節がありました。絵の最大の評価は、みんなに見て貰うことだと考えて、オープンスペースに掲示するようになったのはここ何年かの事です。自分の、そして友達の絵を見上げ、じっと見入っている子どもの姿を見かけます。
前から気になっていた、「年中組になると絵が劇的に替わるのは何かきっかけがあるのだろうか」という質問をぶつけてみました。応えは明瞭。「いろんな事に興味が涌くからでしょう」なるほど、体力や器用さの発達は勿論ですが、「気になる!」という気持ちの対象がぐっと増えるのでしょうね。子どもの(認識・認知の)対象がぐっと広がる時期、それがこの年中さんなのでしょう。
また、全ての絵は「とにかくコレに関心があるんだ!」という気持ちの表明であり、それが似ているとかどうかではなく、その心に寄り添い言語化して会話に繋げればよい、というのも、絵を元にして会話していこうという姿勢に感銘を受けました。
大袈裟でなく、書きたかった気持ち、それが好きなんだという気持ちに共感する。その大切さを改めて学んだ気がします。役員のみなさん、ご苦労様でした。そしてありがとうございました。
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