魔女の家、で盛り上がる
2026/01/15
3学期も、年長組で絵画鑑賞の活動を行っています。
前回、イラストでかなり盛り上がったことから、「発言しやすさ」重視のイラストを、今回も選んでみました(実際に絵を選んだのは子ども達なのですが)。
日本人の作家さんオリジナル作品で、タイトルは「魔魔法使いの部屋」。前回同様、著作権がありますのでリンク先でご覧下さい。なかなかよい雰囲気です。さて、この絵を鑑賞して、子ども達はどんな発言をしていったでしょうか…。
まずは、右下。「カーテンが、女の子の髪の毛みたいに見える」なるほど。
「椅子の下に、黄色い目の猫がいる」なるほど。
「カラスがいる」「猫がいる」「カボチャの家がある」「ドアが開いている」「シカの頭がある」「魔法のスープを作っている」…なるほど、なるほど。
こういった絵については、子ども達「安心して発言する」ことができます。そして、「自由に発言し、先生にナルホドーと受けとめてもらい、時々つっこまれる」という距離感で終始進めることができました。しかし途中で、
「これは、魔女の部屋だと思う」という発言も(これは判断した発言ですね)I。
もう十分に場が温まっていると感じたので、軽く「なんで?」と聞いてみました。それまで友だちが発見した全てが「この部屋は、魔女の部屋」であることを示しているようで、もう自信満々に「〜と〜があるから」と発言してくれました。
さて、大人としては、これをどう扱うべきでしょうか。「本当にそうかな?」と論理性を突っ込む?それとも意見(観察+主観)を言えたこと自体を十分認める?それとも別方向?
今回は、「どうやらみんな、ここは魔女の部屋だと思っているみたいだね。じゃあ…
住んでみたい?どこが面白そう?」と尋ねました。
これは、議論というより遊びの共有。それ自体は、ごく自然に、よく見る文脈です。けれども、今回みんなが共有しているのは、一枚の絵。
友だちの発表を聞きながら、「ああ、確かに…!」と自らも想像を膨らませている様子を見ることができ、大いに楽しい時間となりました。
絵画鑑賞の指導としては初の展開となりました。絵自体の深まりや物語性は高くなくても、「自分の身を置いてみる」ことで物語を紡ぐ舞台にはできるなーと、感じたのでした。
しかし、まだまだAIは気が抜けませんね。アイキャッチの「魔女」、あれ何て書いてあるんだか…間違い探しですわ。
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