時間がかかる。それに付き合う。
2025/12/17
幼稚園へ動物たちがやって来たー!隔年で行っている「移動動物村」が開催されました。上野動物園では非常に多くの種類を見ることができますが、こちらはじっくり動物と触れ合うことが眼目です。コロナ禍を機に始まった行事ですが、楽しみにしている子が(大人も)非常に多く、明るい声が響く一日となりました。
朝早くから園庭に停まっているトラックからは鶏の「コケコッコー」が響き、登園の頃には進んでいる準備にみんな釘付け。登園直後から、みんなワクワクしていました。
何と言っても「触れあいの時間が長い」のがこのイベントのよいところ。最初はおっかなびっくりだった子が、いつしか落ち着いてモルモットの背を撫でている姿は、何だかウットリしているようでした。
そんな中、ヒヨコを触ろうとやって来た男の子。「ギャ、こわい」と言うので「怖いなら離れていれば?」と声を掛けると、少し離れてまた近づいてきます。ヒヨコを抱っこしている友だちに声は掛けるものの、なかなか手は出ません。暫く離れたり近づいたりを繰り返し…「怖いけど、触りたいんだよ」と。私が手に持って「背中を触ってあげて」と言うと、チョンと触って離れていく。またやってきて、チョン。友だちの「大丈夫だよ」という声にも押されて、少し落ち着いて触れることができました。
イマドキの子ども達って、動物がどの程度身近にいるのでしょうね。「近寄りたい、だけどドキドキする」という心の動きがそのまま身体の動きとなって、距離を縮められないでいる子もいました。私は横にしゃがんで、「触らないでいいから、見ていてごらん」と声を掛けると、じっと見つめながら、少しずつ…ジリジリと距離を詰めていきました。子どものペースに合わせて、私も少しずつ前進。ついに意を決して手を伸ばしたのですが、ウサギはぴょーんと行ってしまいました…。
こちらとしては「ぜひ手を伸ばしてみてほしい」と思うものの、実際に行うタイミングは子どものもの。ただ並んで一緒に眺めるという関わりでしたが、結果として本人の能動性に繋がったかな…とは思います。
動物たちにも癒されたけれど、子どもの心に付き合うのもまた、楽しいひとときでした。
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明照幼稚園
住所:
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文京区のより良い環境で教育
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