学校法人明照学園

「反抗期」と呼ばないで

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「反抗期」と呼ばないで

「反抗期」と呼ばないで

2025/10/14

 運動会では多くの保護者様、ご関係の方にご参加いただき、ありがとうございました。園長は先生方の記録を見ていて、子どもには「自分でやりたい期」と「教えて欲しい期」があるのだな、それが恐らく交互に来るのだろうな、と思い当たりました。世間の言い方だと「反抗期」と「従順期(?)」なのかも知れませんが、捉え方や名前を変えてみては…と思うのです。

 

非日常時に見える育ち

 運動会については例年の園だよりでも毎回触れていますが、当日はもちろん、それに向けての練習期間も「普段の日常」とは異なるのだろうと思います。子ども達も大人も当日をイメージし、何らかの目標やねらいを立てて準備を進めていく。その中で起きることは、どこか「日常の繰り返し」ではない部分があるのだろうと思います。

 先生の調子が普段通りでないこともあります。すると不思議なほど、子ども達は「自分達でできるから!」と能動的な姿を見せることがあるのです。これはご家庭でも「親が調子を崩していると、とても責任感を持って手伝ってくれる」とか。

 実際「ウチの子は横断歩道を確認しないまま飛び出してしまう」という相談に対して、「横断歩道で、親が目隠しをして渡る場面を設定すると、真剣に信号を見て手を引いてくれる」という話を聞いたことがあります。親子の関係が逆転というか変化しているのですね。

 こういった「環境が変わる」だけでなく、自ら経験を積み重ねて「自分で!」に変化することもあります。

 

練習の中での変化

 運動会の練習では、実際に「もう自分達でできるから、先生は見ていて」と言われることもあるのです。その変化がいつ起こるのかは分かりません。一人一人のタイミングでやってきます。ある程度になると「自分達は!」と主導権を奪取しようとする(言い方が…)。その時私達はどうするか?主体的な子どもに育てたい時は、信じて任せるべきですね。もちろん、「大丈夫?」とお試しにすることもできます。これもやはり、大人と子どもの関係が変化していると言えるでしょう。

 時折、「子どもに全てを委ねる」ことを主体性と考えている話を聞きますが、それは「大人が指導。子どもは従う」の役割を交換しただけ。目指すべきは「協調的に物事を進められる関係性」であるはずです。その過程として、時に立場が逆転することもあり、時に話し合って決める事もある。そういった多様な関係を持つことが、トータルとして「子どもの主体性を育てる」のだと私は考えています。

 

子育ては、周りとの協調の中で

 子どもの能動性は基本的には認めてあげたいもの。しかし結果をどの程度引き受ける(いわゆる尻拭い)かは、つど調整して良いのではないでしょうか。それだって協調のひとつであると思うのです。(令和7年10月園だより)

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