今日は年少組さんが園庭に出て、「遊具の使い方を見よう」ということだったのですが、子ども達から見れば「探検しよう」というストーリーで出ていきました。この時期ですとまだ興味がそれぞれで、「クラスみんなで移動する」のが難しい年もあるのですが、私が見た限り、みんなひとかたまりで見学して回っていました。
　それぞれの遊具には特性があり、期待できる「成長のタネ」もあります。安全のためや社会性のために、子ども達に「お約束」を頼むこともあります。

　しかし、そういった言葉は実態を伴って始めて役に立つもの。これから毎日を過ごしていく中で、自ずと身についていくものだ思います。ですから、「言ったでしょ！」は殆ど使わず、「こういう時には、〜するといいのよ」を繰り返す。その積み重ねの中で子ども達がフト理解してくれる時がくる…のを期待しているのです。家庭でも同じですよね。本当に気の長い話です。