先週の木曜日には、節分の集いがありました。つまり例年の如く、各クラスに鬼がやってくる訳です。先生方の記録を見ていると、３学年三様の姿があったようです。

節分の集いがあるということで、朝からソワソワする子ども達の姿が見られた。実際に鬼が来ると、涙を浮かべる子もいれば、びっくりしながらも立ち向かって豆を投げようとする姿もあった。鬼が居なくなると泣いていた◎君に◎ちゃんがかけより、「大丈夫だよ」と抱きしめ背中をトントンしてあげていた。（一部改変。以下同じ）

年少組の先生の記録

言葉カードに出てくる「豆」を用いて担任に「色々な豆があるけれど、どんな豆があるか知ってる？」と聞かれ、「だいず・えだまめ・くろまめ！」などと答えたり、「納豆は大豆から出来てるんだよ」と具体的な知識を伝える子もいた。「なぜ鬼は外、福は内って言うの？」という疑問がでて、担任が紙芝居で節分について読むと「なるほど」と理解する姿が見られた。

年中組の記録より

年少・中のお部屋に鬼役で行く時に、「泣いちゃったら帰ろう！」と◎ちゃんが言うと、皆も「そうしよう！」と共感していた。年下の子と関わる時の気持ちが育っており、実際にそういう子を見つけて心配する姿も見られた。

年長組の記録より

　例年のことで、鬼役として威かしに行くのはきっとワクワクしたことでしょうけれど、その中でも相手の子たちについて想像したり労りをもって接している姿が見られたのですね。自分達が経験してきたこともあり、リアルな温かい気持ちだと思いました。そして…そんな優しい気持ちを持った年長さんですが、自分達のクラスに鬼がやって来た時は、かなり全力で豆を投げていたことを付記しておきます。（園長の感想）