ドラマが一杯
2020/06/15
今日から、全員での午前保育が始りました。二週間かけて段階的に進めてきた効果か、本当に「登園開始したて」とは思えない、落ち着いた状況です。とは言え、まだまだドラマチックなシーンも見られます。
職員室にいると、先生が腰をかがめて年少さんと話している声が聞こえます。「あ、シール貼りに行こうよ。○○くんはどんなシールがいい?ページ分かるかな?そうだよ、すごいねぇ。あ、カエルのシールあったね。他にもいろいろあるね。シールを貼って、先生にお早うって言おうねぇ」…もう延々と。「子どもって可愛いなぁ」と思っていなければ、そして「この子はじぶんで決心してクラスへ向かえる」と信じていなければ、こうはならないでしょう。
今ちょうど10時、誰かのお母さんを呼ぶ声も聞こえます。今まできっと、ほぼ離れた事はないのでしょう。一人ぽっちで投げ出された、そんな風に感じているのでしょうか。私自身、いつだったかデパートの「子どもスペース」でずっと(実際には30分程度だったそうですが、3時間くらいに感じました)待たされて、「このまま僕は捨てられるのではないか。迷子として放送されてしまうのではないか」と恐怖を覚えた(今でも覚えてる)ものです。
ともあれ、朝の玄関については皆さん「密集しないように」と意識して下さっているのがよく分かります。チラッと見て「今は混んでいるから、少し待とうね」と声を掛けている姿が見られました。
一方で、幼稚園モードに切り替え、早速スプリンクラーの洗礼を浴びている子も見られます。大人だって見ていて飽きないのですから、子どもたちが手を出したくなるのは当然のことです。本来はもちろん「水撒きの役に立つ道具」なのですが、それをおもちゃにする。この時期ほぼ最高の遊び道具ですね。その後のホールでは、「ふたば」の先生にまでお手伝いいただいて着替えをしていました。この学年、ほぼ全員分の着替えが早速役立った形です。お洗濯物が増えて恐縮ですが、お付き合いよろしくお願いします。
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明照幼稚園
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