今日は休日（憲法記念日）…のはずですが、何だかもう曜日の感覚も薄れつつあります。いま各国の対応を見ていると、「やはり日本の憲法は、戦後すぐの民主政への希望が詰まっていたのだな」というのを感じます。つまり各国は「それ以降、変化する社会に応じて憲法を変えてきた」けれど、日本は色んな思惑がグルグル渦巻いて、「戦後のその時」のままになっている…化石みたいに。数年前の「改憲」騒ぎ（議論と言えない気がします）でも、「面倒くさいなぁー」という雰囲気こそ「国民全体が共有」したかも知れませんが、「今後の国の指針として、何が必要なのか？」の問題意識の共有もなく、つまりは今回のような事態に対応できるようにはなっていないと感じます。今後ひどくなれば臨時法制で都市封鎖とかするのかも知れませんが…。
さて「憲法記念日」だけで随分引っ張ってしまいました。
今朝、各学年の「朝の会」動画を公開しました。すれ違った保護者の方からは「幼稚園の景色を見られて嬉しかったです」「一緒に立腰しました」などのお話をいただきました。早速見て頂いたこと、大変ありがたく存じます。
ただ、ご理解頂きたいのは「あの映像がお母さんのかわり・先生のかわりにはならない」ということです。最初の一回こそ興味深く見るかも知れませんが、それを繰り返したり習慣付くまでには、かなり回数と時間がかかると思います。
特にお願いしたいのは、子どもが一生懸命歌っていたり、背筋を伸ばしていたりした時に、「すかさず褒めてあげる、具体的に」ということです。
「あ、背筋がのびているね」という風にです。そういったプラスの評価が積み重なることで、子どもはその行動を増やす（教化）ようになります。それがなければ…恐らく身についていくには相当の時間を要するでしょう（その間に飽きます）。姿勢が一通り出来るようになったら、次は時間です。「フラフラしない時間が延びたね」という感じです。
ゆめゆめ子守ができるビデオとは思わないで下さい。家族の人に一緒に参加して貰って、子どもに「こうだよ」と教わる位の関わりをして下さい。
どうか宜しくお願いします。