秋の遠足、お芋掘りへ行ってきました。通常は１０月に行くのですが、今年は台風の当たり年らしく、行事が悉く雨に降られております…。そんな中、バス会社さんもかなり頑張ってくれて、また農園さんも配慮してくださって、今日の遠足は実現しました。
　そうしたら、まぁ空は快晴、気温もちょうど良くて、気持ちの良い遠足になりました。天に神様がいるならお礼を言いたいほどです。
　１１月ということで、実は年長組さんの担任と少し心配事がありました。「裸足で畑に入ることをお勧めしているけれど、寒くなって体を冷やしてしまうのではないか？」ということです。実際、今日のお天気でさえ、日陰の土は湿っており冷たかったです。「こんなにも温度差があるのか」と驚くほど。靴を履いていたら、たぶん「ぬめっていて滑りやすいな」程度だけしか気づかなかったと思いますが、これも「直に土に触れる」ことで気づいたことです。
　さて年長さんは「子どものみの参加」ですから、年長さんの近くで写真を撮っていたのですが、その足のまぁ、力強いこと。ちゃんと足の指を使って土をつかみ、踏ん張って芋を引っ張っています。何とも頼もしい、力強い姿でした。また、年少さんのお母さんからも、「私も地方で育ちましたから、裸足で畑に入っていました。その感触とか温度とか気持ちよさとか、娘にも体験させてあげられて、よかったです」とのお話をいただきました。
　現地でも言いましたが、「足に土がついたら、どうしたらいいですか？洗えばいいのです」。とてもシンプルな事ですが、意外とハードルは高いようです。ただ私としては、これからも「お勧め」していくつもりです。「芋を手に入れる、以上の何が体験できるか？それが遠足ですから」という訳です。
　そうそう、幼稚園の玄関にも、素敵な「お芋の盛り付け」がしてあります。ある先生が綺麗に飾ってくれました（大きな松ぼっくりもついています）。「一か月位はベランダとかで乾かしてあげると、甘くおいしくなりますよ」ということですから、それを目途にしていきたいと思います。ぜひご覧くださいね。