転がり続ける
2018/04/13
金曜日から、年中さんの体操が始まりました。
通常の自由遊びとは事なり、体操の時間は「ココの筋肉をこう使って、こんな能力を伸ばしたい」という目的が結構細分化され…というか明確です。それゆえ系統だった指導を行うことができます。
年少さんの最初、マットでは「でんぐりがえし」をすることから始めます。私が子どもの頃は普通にやっていましたが、今はどうなのでしょう。パンダのシャンシャンもするのかしら…。
でんぐり返しは、両腕で体重のかなりを支え、下半身が上がることで崩れるバランスを、腕の器用さなどで修正しながら行うものです。「力がある」だけでなく、「器用なコントロール」が必要です。
なので、慣れていない子は横に転がったりします。「腕をつく」ことが意識敵にできれば、繰り返す中でまっすぐに転がれるようになります。もちろん、試行錯誤&回数が必要ですが…。腕で支えられるようになると、頭や首への負担が減っていくことも期待できますね。
そうして、徐々に「でんぐり返しのバリエーション」が増えていきます。
写真のような「おすわりでんぐり返し」、そして「走り前転」「台上前転」と…。いずれも「腕の力でなるべく頭を支える。左右に倒れないよう、腕の力でバランスを取る」という基本は同じです。
年長組の体操参観で、あるいは小学校入学後のラックスポーツクラブで、凄い勢いで台上前転をしている子どもをご覧になることもあるかも知れません。けれど、出発点は「布団の上でのでんぐり返し」、写真の年中さんで「走り前転(マットを折った上で)」なのですがら、長い道のりといえばそうです。何年も、何回も何回も転がって、「いろんな運動をして、かつケガをしない」子に育っていくのだろうと思います。
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