満50年でお祝いを
2017/03/02
2日には、幼稚園で一日早い「ひなまつり」の集いを行いました。さてご挨拶…が済むと、理事長先生がマイクを握っています。そして、節句の祭りの由来などを話し始めました。
実は、園長から「理事長先生や亜子先生は、子ども達の前にもっと姿を現すべきだ。幼稚園に来て下さいよ。そうだ、ちょうど雛祭りだし」と言われて「見に来た…はず」だったのですが、イザ子どもを前にすると、やっぱり嬉しいのですね。アドレナリン大放出(?)で調子に乗って「関西ではお雛様の男女が逆」とかの話になっています。
そして…更に調子はあがり、「実は…理事長先生は明日の3月3日が結婚記念日なんです」と上機嫌。オヤこれはバレたか、と思いましたが、もう行くしかありません。司会の先生も予想外の展開ながら「実は理事長先生と亜子先生の金婚式を、一緒に行います」と発表。舞台には年長組が貼り絵をして作ってくれた似顔絵、そしてホールをぐるっと(菱餅色で)飾る輪飾りは、年少・年中組で作ってくれました。全部で50mを優に超える、素晴らしい作品です。
先生方からの大きな花のアレンジメントをいただき、みんなで一緒に歌をうたい、子ども達からお祝い頂いた二人は、確かにとても嬉しそうでした。なかなか見ることができないほどの笑顔。子ども達から見れば、雛祭りはともかく、金婚式というのは耳馴染みがなかった事であろうと思いますが、「何か特別なことをした」のは覚えていてくれるかな…と期待しています。
「園だより」にも書きましたが、いまどきは「夢」が「見るもの」から「叶えるもの」(叶えなければ意味がない)に変わってしまっていますが、再び「いいんじゃない、見るもので」と捉え戻したいと思います。「結婚して50年」なんて、まさに夢の夢ですが、ふと「ああ、ここまで歩んできたんだな」と振り返って見るべき事柄であるように思います。いま在園している子だけが味わえる式。やや公私混同かな…とも思うのですが、「お父さん・お母さん」という「自分からの視点」を少し離れるきっかけにもなるかも知れない、そんな風に思いました。
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明照幼稚園
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