今日はお買い物ごっこ。好天と無風（これ大事です）に恵まれ、子ども達の歓声が響いています。前半・後半に分かれてお買い物へ行くのですが、「お買い物スタート」は、さながらマラソン…いえセール…のスタートのよう。「歩いて行きましょうね」と先生が注意するのも頷けます。
　そして、今日を迎えるためには昨日の「下見…内覧会」が大きな意味をなしていると感じます。昨日はホールに全商品が並び、子ども達はじっくりと品定めをすることができました。長い時間をかけて、丁寧に作ってきた商品たちです。じっくり見ない手はありませんよね。「会場で偶然見つけた逸品」というのもいいのですが、期待する期間は長い方がよい。友だちと「あれ、いいよね」とか話しながら見ていました。
　そして当日。見ていると、真っ先に行くのは「自分のクラス」です。自分が作ってきた、作り上げたという愛着があるのですね。「誰かが遊んでくれるといいな」という思いでやっているうちに、「自分で遊びたい！」と感じるのはゴク自然なことと思います。
　普通のお買い物と同じく、「買い物のやり取りを楽しむ」「買ったら使う・遊ぶ」ことができる、つまり「展開がある」のもお買い物ごっこの特徴です。おままごとにしても他の遊びにしても、これから長い子は）年末までは充分遊ぶそうですから、お楽しみに。
　写真は年少さんどうしのやりとり。お互い緊張したと思いますが、ピンと伸びた手に、彼の張り切り具合が見える気がします。