何とかする!
2016/06/06
今日は年長さん、鈴木かおり先生の造形指導でした。先日、担任と打ち合わせがあったのですが、「動物園へ行って来た直後で、子ども動物園で触れあいをしてくるので、それに関わった内容がいいですね」という感じで話があったようです。
「触ってきた」というところから、「それでは羊毛を扱ってみましょうか」という事になったそうです。何でも羊の毛というのは、一頭単位で売っており、それを自宅で何度も洗濯して、何㎏も持っていらっしゃるのだそうです。
羊の写真から毛皮、簡単な糸紡ぎ、毛糸など見せて下さって、いよいよスタートです。
かおり先生「動物園、面白かった人〜?」
子ども達 「はーい」と手をあげます。
私 「お、注意喚起のための全員オッケー質問か?」と思いきや、
かおり先生「じゃあ、その楽しかったのは何色かな?クレパスを持って見せて頂戴」…お見事な展開です。
子ども達に「丁寧に」問いかけていたら、きっと熟慮して、「いつもの好きな色」を選んでいたかも知れません。勢いよく選ぶことで、いつもの姿に比べ、思いがけない色で書き始める子が多かったような気がします。
一人一人に渡った羊毛の量は同じ位だったのですが、引き裂いて(割って)いくのが面白くて、ついつい小さく、数多くしてしまった子もありました。
「さぁ、舞台に貼って、お顔や足を描いてあげてね。」あ、あの子は9頭か…。
台紙は草色。草原の色です。一人一人の画用紙が、一人一人の牧場に変わっていきました。もちろん、「9頭」の子も。見ると一生懸命、頭と足を描いています。「何とかするぞ」という気迫が感じられました。結果…彼の所は、とても賑やかな牧場になりました。
大きな羊にした子は、その分にお花などを描いていました。一人一人の牧場が出来上がった…のに続いて。
子ども達の画用紙を、壁に並べて貼っていきました…そう、「つきぐみ牧場」の完成です。「ほぉ…」というため息。そして、この完成形を予想していたのか、「上野動物園」の印象画が、牧場の真ん中に出現していました。クラス会の時に、何とか見せて差し上げたいのですがウーン…。
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