今日は保育参観。皆様お忙しい中、時間を作って来て下さって、ありがとうございます。

何度か書いていますが、「保育参観は子どものためのもの」であります。それは、「家族の方に誉めて貰うきっかけを作る」という意味においてです。写真の男の子、先生は写真の左側にいるのですが、右を見ています…お母さんがいるからです。「僕のこと、見ててくれるかな」その自然な思いと、説明が始まっての「先生の話を聞き逃さないようにしなきゃ」という思い、両方がそのまま身体の動きに出ていました。本当に可愛らしいなと思います。

これが、小学生になると「見て見て！」のピーク（強烈）を越え、「よそ行きの背中」を見せるようになります。そして、存在をあまり気にしなくなります。それは成長ではあるのですが、恐らく逆戻りはしないと思います。このプロセスは、親として・子どもの成長の見通しとして、知っておくべきことと思います。

子どもの「見て見て！」は、その場にいれば、やや鬱陶しいものではあります。しかし、それが過ぎてしまう（我が家もそうです）と、今更ながらに懐かしく思い出すのです。そもそも、この訴えも、近くにいるから・通じると思っているから起きる行動です。諦めてしまった子は、訴えることもなくなります。

あらためて、今日みつけた「我が子のイイトコロ」、ぜひ言葉にして返してあげて下さい。そういった言葉を素直に喜び・笑顔を返してくれる期間も、いずれ終わるのですから。