実は、「父の日」というのはあまり盛んな行事ではありませんね。何故だろう…？「カーネーション」とか象徴的な品物がないからでしょうか？
　それはともかく…というか、それだからこそ、幼稚園では「父の日」にしっかり時間をかけたいと考えています。今日は年中さん・年長さんともに「お父さんへの感謝の贈り物」を作っていました。最終的な「プレゼント」は当日のお楽しみとしていただきたいのですが…そう言えば、我が家にも「父の日のプレゼント」があります、何点か。
　一番最後にもらったのはいつでしょうか？（もちろん、今後も貰う可能性はゼロではないのですが、当面ゼロでしょう）　去年の学校参観で貰ったカード（小３の娘より）かしら…。
　きっと思春期に入ってくると、闇雲に抵抗したりする（「ヤダヤダ！」再び…？）でしょうから、「お父さんに喜んでもらいましょうね」「うん！」とストレートに応えられる時期は、余り長くないのだろうと思います（自分を思い返して反省します。少しだけ）。素直でストレートな気持ちで作ってくれるのは、掛け値なしに有難いものですね。

　余談ですが、小学校で流行している「半分成人式」。丁度１０歳で行うのですが、「親に感謝する」を押しつけられたら嫌になる時期と重なるのではないかと、ちょっとヒヤヒヤ ^.^; しています。「半分成人式」というからには、「子どもが成人までの道のりの半分に来た」ということで、本人に大人の世界を垣間見せるとか、何か一段広い世界に連れて行くとかであるなら意義もあろうと思うのですが、結局「親に感謝する」を入れてしまうと、視点というか目的がブレて、タイミングの重要性も消え、何だかイカンのではないかと邪推してしまうのです。