今日は、年度最初のお御堂参りを予定していたのですが、１０時少し前に雨が降り出してしまって、急遽見送りになりました。テッパンの話を用意していたのですが、次回に譲ることにします（「鉄板」は、昔はギャンブル用語だったと思うのですが、最近は普通に使われているようですね）。
　さて、幼稚園の木々が、だいぶ芽吹いてきました。何が何本あるのか見当も付かないのですが、目立つのはやはり「銀杏と紅葉、そして桜」です。まさに新緑、わかばの季節です。
　私が毎朝立っているところの銀杏をふと見たら、ちいさな葉が開いてきたところでした。親指の爪くらいでしょうか。ちょうど都バスのヘッドマークと同じ、可愛らしい形です。しかし…。すぐお隣の葉っぱは、形が違うのです。どこが違うか分かりますか？

　こんなに小さなうちから、個体差がしっかり出ているものなのですね。戦後に先々代園長が植えて以来、ずっと並んで立っているのですが、同じ種類でも個体としては違う。考えてみれば不思議なものです。
　旧園舎前の銀杏の葉も、やはり形が違います。もしかしたら、木自体の年齢によって、葉の形も違うのかしら、そうだとしたらまた興味深いな、と思いました。

追補
　先ほど調べていたら、都のマークは「Ｔ」であって銀杏ではないんですって。知らなかったけれど、何だか無理があるようにも感じます。ちなみに、幼稚園のある文京区の「区の木」も銀杏。これは確かなようです。