年中組さんは、３学期の食育として、「水餃子作り」をしました。お豆を潰し、先生が用意して下さった食材と混ぜ（オール野菜です）、皮に餡をのせて１人１人が包んでいきました。子ども達は非常に意欲的で、待ちの時間もそれなりにあったのですが、立ち歩いたりせず待つことができました。皮を包む時は、「はみ出したり隙間があると、中身が出ちゃうからね」ということで慎重に。みんなよく集中していました。
　改めて思うのですが、「食育」とはよく言ったもので、「調理する」とは違うのだなぁと感じます。衛生面の学びは勿論ありますが、子ども達の準備にしても、エプロンや三角巾を着けるのを、「お友達同士」で行ったのも「食育」に含まれると思います（なかなか難しいのです、頭は丸い立体なので）。
　更に、今日は来年度たんぽぽぐみの説明会があり、園舎内見学で様子を見ていた方もたくさんいらっしゃいました。子ども達も、お母さん方も興味津々。「４歳児って、どんなことができるのかしら？」という一つの目安にもなったのではないか、と思います。
　人間は、自分が関わった物・関わりの深い物に興味を抱きます。量や手数は少なくとも、「自分でやったんだ！」「できるよ！」という経験が自信となり、次の積極性に繋がるのだろうと思います。