昔ながらの
2014/09/22
たんぽぽぐみでは今週、「お菓子を作ろう」ということで、お団子を作っています。子どもから見れば、まあ粘土の一種なのでしょう、丸めて伸ばして(!)作っていきました。先生に茹でてもらって味見です。「私の作ったの、どれかなぁ」とか楽しく頂きました。「子どもと一緒にお料理」というのは、結構アイデア次第で沢山あるのだろうと思います。「子どもができる動作は?」から考えていくと、見えてくるように思います。
さて今日はお御堂参りで、「お団子」の出てくる話でした。「だんご、だんご…」と言いながら歩いて行くと、途中で「よいしょ、よいしょ」に変わってしまう…という話です。
しかし!いろんなバリエーションがあるものですね!
今日は、「怠け者の男が、働き者の奥さんをもらい、その実家でお団子を食べる。例によって名前を間違えて奥さんに伝わらなくて、思わず手を挙げて”団子みたいに腫れちゃったじゃないの!”と言われて気づく」ものです。ここからがすごい!奥さんが大したもの!「団子は、畑や田んぼをやらなければ材料が手に入らないのよ」と男を諭し、2人で力を合わせて土地を切り開き、団子も食べてメデタシメデタシ、だったのです。
旦那の勘違いで話が伝わらず、ケガまでして団子を作ってあげる…に止まらない、奥さんの賢さ尊さが素晴らしいです。旦那が「改心する」ということも。男が「団子食べたさの余り、田んぼを始める」というのは極端に思うかも知れませんが、男って、そういう面があると思います。笑い話が、とっても深い夫婦の話になっていて、(ちょっと身につまされて)子ども達にも話してみました。
子ども達の面白がりポイントは、「よいしょ、よいしょ…」だったようですが。
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